"まだ"なんちゃって坊主

まったりと仏教に関すること、また体験談などを書いていこうかなって思って始めたやつです ※僧侶のイメージ崩壊するかもしれません!もっと親しんでもらいたい!『僧侶=近寄りづらい』をなくしたいと思ってます

指導者に告ぐ!下の人への指導方法を変えよう!親しみを持って引っ張る

下の人を指導していると、どうしても意見が食い違う、やってくれない、話を聞かない、、、等色々と悩みがあると思います。

私も修行僧を指導していた時は何度もそういう経験がございました。

皆様が下積みをしていた時代と今の時代では受取り方というのがだいぶ変わっており、その時代に応じた指導の仕方をしなくてはいけません。

さて、ではどのように接すればいいのか、どのように指導をすればいいのかをお話したいと思います。

 

これは私が経験してきた上でのお話です。その場、その人によって捉え方は違いますので「頭の片隅にでも覚えていよ」くらいの気持ちでお読みください。

 

現代ではスマートフォン、パソコンなどが発達しているため調べごと等簡単にできてしまいます。

SNSYouTubeでは「ホリエモン」「オリラジ中田」「ひろゆき」などの意見を聞いて上司に歯向かってくる方が増えてきているような気もします。

ちょっとこちらが変なことを言えばすぐに論破してくることもあるのではないでしょうか?

実際にその言葉は間違っていたかもしれません

ですが、あなたの経験、その会社のやり方にそってその言葉を発したとなれば話は別です。

それをちゃんと相手にわかるように段階を踏んで説明する必要があります。

「会社では前からこのやり方だから!」

などと言ってしまえば相手は納得できずにイライラだけが残ってしまいます。

なぜこのやり方なのか説明できればよろしいですが、もしその説明ができなければ、、、それはあなたが悪いです。理由もわからず指導しているようではどちらもなんの利益にはなりません。あなたも相手もイライラするだけです。

指導するうえで大事なのは自分が行っていることを理解することです。それを相手に説明ができなれば理解したとはいいません。

新米の人は機械、用語、仕組み何もかもが初めてで覚えることがたくさんあります。どうしても理解するのに時間がかかってしまうものです。

あなたも初めはそうだったのではないでしょうか?いつしかできるようになり「なんでこんな事もできないのだ?」と言うようになってしまうのです。

それはただ経験を積んだだけであり、はじめから身につくものではないということを思い出してください。

 

また下の者の意見を聞くのも忘れてはいけません、なぜそのような意見を言ってくるのか、というところに着目してあげると、もしかしたらそのやり方のほうがいいのかもしれなかったりします。すると会社のためにもなりますし、その人の自信もつくようになります。

 

あとは会社のために!!早く覚えてほしい!!という気持ちが前に出すぎてどうしてもきつく当たってしまうときもあると思います。

その人にやる気がないという条件以外では、やっぱり覚える速度ってのは人それぞれなので「仕方ないよな」くらいの気持ちで接してみてはいかがでしょうか?

どうしても覚えの悪い子にはいかにサポートしてあげるか、自分の仕事も忙しいとは思いますがどれだけ下を見れるのかというのも上司にとって大事なことだと思います。

 

さてここからは部下との接し方です。

優秀な人はほっといてもうまくやってくれますが、やはり中には覚えの悪い子、やる気のない子はいると思います。

 

まず心のスタンスです。

働き蟻の法則

MicrosoftでもAppleでも)2割の優秀な人が業績の8割を残して、普通評価の6割がそれなりに働いて残りのやる気も能力も業績も上げられない2割の構図になる

 

①放っておく(放っておいても問題ない場合)

 

②そもそも本当に聴く耳を持たないのか、やる気はその子の中ではあるのにそう見えるだけなのか、もしやる気を持たないならばその原因はなんなのか探す。

上司が改善しやる気のスイッチを探る。

いわゆる一人一人対応を変えその子にあった指導方法を模索する。

 

(典型的やる気ない子には何でもかんでも指摘、命令しない。指摘するにしても先に褒める褒めてからただここはこうだったから次からこうできると良いね的な言い回しにも一つ一つき気を使って反応を見る。もう一つは些細なことでも褒めて成功体験させる。やりがい楽しみを与えやる気スイッチ入れる(上司がそいつのやる気スイッチを押す、探す、気付かせる)

 

③ ①②が無理なら

辞めてもらう

(雑談の流れとかで何で今の仕事始めたの??聴く→わからない、理由ない、流れではじめた→興味あること聴く→他の世界も色々あるからそっちの仕事やってみれば的な話に持って行き後押ししてる風で辞めさせる)

 

正直こんな事書いてますがとても難しいです。私ができているか?と言われるとできていないかもしれません

明石家さんまさんの言葉で

「人に腹立たたすやつってアホやと思う。

やっぱり人を怒らせるやつってアホ!」

腹は立たないの?

「立たない、立たない、腹を立てられる器でもない、そんなに偉くない、腹立って怒りたい人は、偉いと思ってるんやろ自分のこと」

と言っておりました

とても謙虚な姿勢です。上司になってもその心構え大事ですね。

 

仏教でも

【大衆一如】

という言葉があります

みんながみんな同じことをするという意味です

そこには上も下も関係ありません。

みんなが同じ目的を持ち同じように行動する、修行をする

どうか下のものを引っ張っていけるよう、同じ立場とは言いませんがもっと親しみを持って接してあげるのも1つの手かなと思います。