急ですが、皆様スマホ大事ですよね?
出かけるときにはスマホがなくては不安で仕方ないですよね?
食事中もスマホの情報が気になっちゃいますよね?
それだけ今の世の中はスマホがなくてはいけないほど重要なツールとなっております。
便利な反面、スマホというのは私たちの貴重な時間を奪っているということにも気づいてほしいです。
喫茶喫飯(きっさきっぱん)
訳すと
「茶に逢うては茶を喫し、飯に逢うては飯を喫す」
という意味になります
この禅語は、曹洞宗の両本山と言われる福井の永平寺と並び、横浜の鶴見にある大本山總持寺の御開山様 瑩山禅師のお言葉になります。
茶を飲むときはただ茶を飲むことだけに心を集中し、ご飯を食べる時は食べることだけに集中すること、すなわち、目の前のことに集中して丁寧に行うことを意味しています。
食事中のスマホ問題
現代社会では、食事中に家族で団欒するよりも、スマホを手に取る人が増えています。
一人暮らしや仕事の都合で家族団らんの時間が取れないということもありますが、やはり昔と比べると一緒の食卓で皆で同じものを食べてお話しをし、共有し合うというのが少なくなっているのではないかなと感じます。
はっきり言いますが
メールやSNSのチェック、ゲームなど、食事をしながらできることはたくさんありますが、それは本当に必要なことですか?
喫茶喫飯で食への感謝を!
喫茶喫飯を実践することで、食事に集中できるようになります。
- 食材の味や香りを楽しむ
- 感謝の気持ちを持って食事をする
- 家族と話をしながらゆっくりと食事をする
食事をただただ空腹を満たすためのものと考えている人もいると思います、ですがそれでは食への感謝が欠けてしまい、食材自体も皆様の栄養に変わってはくれません。
皆様の目の前に料理が届くまでにどれほどの人の手が加えられてきているのかを少しでも考え、その食材に対して「いただきます」と感謝を込めていただくようにしましょう。
1人で食べるときは食材の味をしっかりと感じながらいただく。自分で調理したのなら、改善点などを自分で考えてみると明日の料理はもっと美味しいものになるかもしれませんね。
家族で食べるときは作ってくれた人に感謝をし、「美味しい!」「うまい!!」などの感謝を伝えてあげると作った甲斐が出るものです。
今目の前に食材があるという状況を当たり前のことだと思わないようにしてください。
このような美しい時間があるにも関わらずスマホを触るなんてホントもったいないないですよ!!!
少しずつ実践してみる
- 家族で話せる話題を用意しておく
- 黙っていても心地よい空間を作る
- 食事中はスマホを触らない時間を設ける
家族で共有するのは食事中以外でも生活が豊かに変わります。
喧嘩したときであっても食事を通して「美味しかった」「ありがとう」の1言があれば仲直りをするきっかけに変わる可能性もあります。
ムスッとしてスマホを触る時間があるなら今しなくてはいけないことに全力を注いでみてください。
まとめ
喫茶喫飯は、食事以外にも様々な場面で実践することができます。
目の前のことに集中することで、心穏やかに過ごせ、本来の自分自身に気づけることができます。
ぜひ、今日から実践してみてください。
さいごに
スマホは便利なツールですが、大切な家族との時間を奪ってはいけません。
今しかできないことありますよね?今しか伝えれないこと
何かあってからでは遅いですよ