何か物事を行う際は、意味や起源などを知っておくとより深く物事に携わることができますので、お盆の起源についてお話いたします。
その昔、お釈迦様の十大弟子の一人に神通力の優れた目蓮尊者(もくれんそんじゃ)という方がおりました。
ある時、その神通力でいつも自分の事を可愛がってくれていた、亡くなられたお母様の様子をご覧になりました。
するとどうでしょう、お母様が餓鬼道(飲食を得られず、決して欲望が満たされない世界)に落ちてしまったるではありませんか!
とても優しい方だったようですが、自分の子供を愛するがあまり他人に対する優しさが足りなくなってしまったことが餓鬼道に落ちた理由です。
目蓮尊者は慌ててお釈迦様のところに相談しに行きました。
「お母様はあなた一人だけを可愛がってしまった、それが「貪り・妬み・惜しみ」の心をを生み、いつしか苦しみの世界に落ちてしまっていた。 お母様を救うには7月1日~15日の修行を終えた清浄なる僧侶を招き苦しみの世界のすべての人々に心を込めて供養の法要をつとめてもらいなさい。さすれば救うことができるでしょう」
目蓮尊者は教えられた通りに法要を行いました。お母様はたちまち苦しみの世界から救われていき成仏されたといわれております。
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